『神クズ☆アイドル』トークショーに行ってまいりました!
このタイトルで見に来る存在なんて、オタクに決まっているでしょうが、もしまだ神クズアイドルに触れていないよ!という方。
こちらから1話が読めるので、読んだあとお好きな書店で購入してからこの記事を読んでください!!



出てくる前に司会の方から肘樹先生のカラーは黄色だそうでーすって言われ、一斉に黄色に切り替えるオタクたち。
司会はyomina-hareの編集長の籠生堅太さんでした。
yomina-hare


神クズの始まり
2017年7月5月の読み切りから
なぜ肘樹先生に依頼?
キャラに対する感情がたくさんある。いい感情だけじゃなくて、憎しみなどの悪い感情も書かれてる。この方は語るべきことがたくさんあるだろうと思ったからオファー。キンプリのレポマンガ面白かったから。

連載にあたって上がった案
アイドルものがレポ漫画か、他の肘樹さんの描きたいもの
最初からほとんど今の神クズアイドルが出来上がった状態できた。
アサヒちゃんは元々別の作品のキャラクター。善良な女の子をくっつけた。

肘樹先生『核融合ですね』

読み切りの予定だったけど、これで連載させたいから続く感じで終わらせた。
編集さんもOKだったが、編集長とのかけあいはあった。

アイドル漫画を描いているけど、アイドルは推してる?
推してない
現実の人間の顔の見分けがつかないから。
オタクは行きつけばだいたい同じ形になるので、そこにアイドルの勉強をして話を書いた。

キャラについて
アサヒちゃんは最初は黒髪。今よりおとなしそうな感じ
うろおぼえスケッチ
幽霊らしい三角布もついてたが描いてらんね〜な!ってなくしてニョロニョロに

同じキャラを描けないので、髪の毛の書き順表をつくって机に貼ってる。吉野くんの髪の毛よくわかんない

吉野くんの原型
クズ。女の子のヒモ3人くらい握ってる。
元々吉野くんはそんなに好かれると思ってなかった。吉野くんのポテンシャルに気づけてなかった。
作者が負けた!

仁淀とアサヒちゃんを主人公にした理由
一点集中してる人が好き
顔がいいだけの仁淀くんと、アイドルとしてのやる気が異常なアサヒちゃん。どちらも、一点特化型のキャラクター

元々は男性に男性がとりつく話だったが君の名みたいにしよう!ってことで男女ものに。
ラブコメにはしたくない。
ラブコメっぽいと、編集さんからここラブコメっぽいですねと原稿に指摘が入る。


神クズアイドルのジャンルは、スポ根ギャグ!!


仁淀くんはクズキャラだけど、もしかして嫌われるみたいな不安はなかった?

ない!

仁淀くんは自分からぶつかりにいかないキャラ。
人混みがあったらすり抜けていくし、揉め事は避けたいから攻撃はしない。自分から積極的に何もしないから、悪いこともしない。
何もしないから迷惑がかかることもあるけど、何かして迷惑をかけることはない。

信濃社長好き
スーツ着てる厳しい目つきの苦労してる女が好き

アサヒちゃんはただ元気いっぱいなだけだったら、幽霊である必要はない。
アイドルでいたいって怨念だけで現世に止まってるから、怖い表情とかもする。

先生が好きなアサヒちゃんのコマ。
目が椎茸みたいになってるとき。(←こういうひし形のキラキラの目)
手を合わせる仕草。
イケ産の時の、シグラスのパフォーマンス見た後の険しい表情のアサヒちゃん→格闘漫画かよ。

原稿について
肘樹先生の原稿はあまり修正はない。
ただ、顔が違う時があるのでキャラのリテイクがある。(仁淀くんが可愛すぎるなど)
これは、原稿しながらキャラデザしているため。
前に描いたやつ見ながら描いてる。シグラスの衣装は前の見ないと書けない。
ジングスはよくやく覚えてきた。


オタク3人が出てきてから面白くなりましたよね?
こんな序盤でオタクが会話する回やっていいのか?と思ったがやった。アイドルと、アイドルを応援する人の話なのでこの回は必要。
河川敷さんはレギュラーになる予定ではなかった。一番盲目で、動かしやすい。
しぐたろ、ツギコ、河川敷が悪魔合体すると肘樹さんになる。

5話は描いてて楽しかった。オタクが飲み屋で話しているのは楽しい。

Hさん「実際この回のオタクの会話で、ジングスの良さを理解したって声があった」

イケメン描くの苦手だったが、二次元のキャラはみんな顔がいいので周りに顔がいいって言わせれば大丈夫と編集さんに言われた。
最近この漫画のヒロインは吉野くんだと気付いた。幸せになってほしい。

瀬戸内くんについて
アサヒちゃんのオタクっていう概念から生まれた。そこにアイドル属性を加えて、今の瀬戸内くんになった。
元々は黒髪の15、6のただのオタク。
次が、高3くらいの元気系アイドル。
好きだけど全部が好きじゃない。好きなものに対して文句を言うオタクが好き。

最近不安に思うこと
新サクラ大戦

何かを応援することに対する、原初は?
サクラ大戦。
遅くはまったので当時のオタクの歌謡ショーのレポとかを読んでた。楽しいって記事ばかりではなくて、憎しみがこもった記事もある。
それぞれがいろんな気持ちで見ているのが面白かった。

けいどろの話
進行プログラムに含まれてたらしい。オモロすぎませんかね。
肘樹先生、けいどろの話していいんですか!?と、露骨にテンションが上がる。
去年の5月にはまった。
とにかくけいどろのことを伝えなきゃとnoteを書いた。
書いておけば、ここに全部あるから読んでくれと言える。
当時色々忙しかったが、オタクはここまで狂うと元気になれる!

錦田警部はどろぼうがお好き
(肘樹先生も激推しの、錦田警部はどろぼうがお好き。ここから試し読みができますので、ぜひ読んでください)


肘樹さんの言語センスの話
noteのテキストがめちゃくちゃうまい。言語センスがある。
文章を書き始めたのはアニメの文句が言いたかったから、noteを作った。
思ったことを書いているので面白いねって言われると、そう?って思う
セリフのセンス。

Hさん「今のオタクがどう言う文脈をどう使ってるのかを取り入れる速度が速い。少し後に読むと古いと思うかもしれないけど、確実に今を描いている。」

Twitterで仕入れて即出荷!
Twitterの価値観では面白ツイをしたやつが強くなれる。
ツイッター天下一武道会で鍛えたワードセンス

描くのが楽しかった回
瀬戸内くんが切り込んでくる回。
お気に入りの回

抜刀して、首に当てて、ホルダーに入れる。→全部バカ

ボツにした
仁淀「瀬戸内くん。俺が訴えたら負けるぞ」
ってセリフがあった

ホルダーへの華麗な入れ方とかは、家で1人遊びして培った技
ネームですごくうちわあせた回。
単行本2巻、P62の2コマ目、3コマ目あたらのセリフの順番とか何度も変えた。

仁淀の嘘をすぐに信じる瀬戸内くんの頭が心配。
仁淀の部屋から出ていく時に、ホルダーからまたペンラだしてカチってつけるの。さよならの合図。
瀬戸内くんまだ、仁淀に行き別れの妹がいるって信じてるよね。
オレだけが知ってる。実はお兄ちゃんなんだよね〜仁淀は。

***

ここで時間もあとちょっと言うことで、翌日がお誕生日の肘樹先生のお誕生日をお祝いすることに。
出てきたケーキがめちゃくちゃかわいい!ピンクがベースのカラフルなケーキの上に、2巻の表紙絵がのってる!



会場みんなでおめでとうございます〜!と言うと、こんな人数にお祝いされたことない!とおっしゃってました。
本当にめでたい~!

***

好きなモブの話
運動会の時のウンタラカンタラ言ってるおじさんが好き。
編集さんも、モブが好き。仁淀の担任とか、写真家のおじさんとか。

ここからファンからの質問コーナーに
Q.Cgrassのメンバーカラーは?
A.決まってない!

瀬戸内くんは赤。
あとは、カラー描く機会があればきめる。
未来に期待!

Q.信濃プロには他にもアイドルはいる?
A.いる。

千曲君は別のアイドルの営業についていってる。


Q.神クズアイドルがアニメ化するとしたら、仁淀君の声優はだれ?
決まってない。
もし実写化するなら、信濃社長は小池栄子がいい。

今回のイベント書き下ろしイラストについて
あらゆるソーシャルゲームのクリスマスガチャを参考にした。

最後に
Amazonプライムでとっても!ラッキーマンを見てください!!


(本当に見てほしい。全人類にとっても!ラッキーマンを。すぐ見れるので。私からもぜひ見てほしいと言わせてほしい。あと漫画も読んでほしい。)

由良ちゃんっていう新キャラも出てきたので、これからも宜しくお願いします。

Hさん「第二部のオンライン配信も予定してる。紙より5ヶ月くらい遅い。3巻に関しては来年の春ごろの予定。」

最近口がでかい女を描いてないので、描く。縦線もいっぱい描いていきます!


拍手喝采でトークショー了です。
ほぼ箇条書きだし、メモもあやしいところあったのですが私のレポのこれが精一杯です!!!

ここからは感想
肘樹先生のnote読んでる人〜!って言われてみんな手をあげていて、本当に猛者しかおらんなこの会場はと思いました。
あと、肘樹先生のスカートがエキゾチックな感じで可愛かったです。
喪ジオとか聞いてるときから思ってますが、本当にお話がうまい。ちょこちょこ挟まれる、陽気なワードにめちゃくちゃ笑いました。楽しかった~。


以降トークショー前のサイン会の感想。
たどり着いたらすぐにフォロワーに出会って、来とるなオタク~~!と思った。
整理券2番だったので1番の人の雰囲気見て挑もうと思ったら、1番の人がこなくてまさかの一番最初にサインもらうことになった。
なんの覚悟もないまま、棚の奥のめちゃちゃ閉鎖的な個室に通されて、言いたかったことなどすべてがとんだ。
そりゃあ飛ぶ、推し作家が目の前にいんだぞ。
何言ったかよく覚えてないけど、最新話の仁淀の話と、次来るの飲酒漫画が最高だった話をしたことだけは覚えている。もっと色々いいたかったのに、最新話の話題のあとにぱっと浮かんだのが飲酒漫画の話だった。
飲酒狂いだから。
けだるげな仁淀くんの横に『飲酒』って書いてもらえました。やっぴー。

帰りがけにお土産ですって編集さんに、今回のイベント衣装きた仁淀くん、吉野くん、アサヒちゃん瀬戸内くん、信濃社長が描かれた描き下ろしのポストカード渡されて発狂した。
オタクは新規絵に弱い。仕方ない。
肘樹先生には無配で~す!って言われて、同人イベントを感じました。
しどろもどろだわ、発狂するわで早く立ち去りたかったのに、入ってきた入り口が消えていてで、出口はどこだ!と最後までヨロヨロのオタクだった。普通に扉開いた。恥。
出ていったらオタクにめちゃくちゃうるさかったよと言われた。ごめんて。
あとから入った人たちが静かで、みんな心臓が強いんだなとおもいました。


せっかくなので気合いをいれてこの格好でいった。
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知り合いのいない状況でするもんじゃない。

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うちわも作った。人生初。作った際のあまりの不器用さに、始まる前に崩壊し始めたので、会場前のベローチェで恥を捨てて粘着テープで補強してた。次は強いうちわを作る。

うろおぼえ、記憶スケッチ
キャラ初期案、覚書。瀬戸内くんと、アサヒちゃん
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